Pox対ANT

2014年5月23日コメント (4)
晴れる屋のレガシーの大会において、幾度も辛酸を嘗めさせられてきたANTというデッキ。

愛機のPoxを使うことを、ひいてはレガシーすらも辞めようかと考えたほど、その相性は絶望的だと思えていた。

なぜならば。

Poxの最大の持ち味と言っていい、土地破壊戦略がほとんど効かないからだ。

ANTはライオンの瞳のダイアモンドと睡蓮の花びらを先置きして、土地を使わずにマナを確保する。

多くのPoxは黒単であり、アーティファクトには触れない。

なので、相手のむかつきの5マナへの到達を、指を咥えて見ていなければならない。
そして苦悶の触手によってこちらのライフが吸い尽くされることを。

また、Poxのキルターンがとても遅いこともANTにコンボパーツをそろえる時間を与える原因となっていた。


だが、先日のK先輩とのフリプでわかった。
そこまで絶望的相性では無いと。

最序盤にハンデスを集中的に当てれば、勝敗の天秤をこちらに傾けることはできる、と。

次に、サイドから投入する数々の対策カード、根絶は相手のマナソースをぶち抜いたり、思案や定業で整えたデッキトップをめちゃくちゃにしたり、また、ハンデスを嫌ってブレインストームで退避させたパーツをデッキの奥に追いやったりできる。

墓掘りの檻は、炎の中の過去ルートを潰す役目と、あまりPoxには関係無いが、陰謀団式療法のフラッシュバックを防ぐ役目がある。

Helm of obedienceと虚空の力戦のコンボは奇襲になりうる。

また、メインのNether voidというカードが鍵を握る。

これでロックをかけて、相手が対応で何かして来なかった場合、その時点でほぼPoxの勝利だろう。

だが、ANT側のサイドから投入されることが多い二つの生物、ザンディットの大群と、闇の腹心…特に後者は生かして置けない。

だから、小悪疫を全てサイドアウトするのは避けるべきだ。
無垢の血をまず抜いてから、世界のるつぼなど、ANTに効かなそうなものを順次抜いて行く方がいい。

しかし、墓掘りの檻はドレッジ相手には強烈に突き刺さるが、ANTにはさほど効かないということもわかった。
無のロッドをサイドに取ってみたい。

このように、フリプから学べた教訓は多かった。
感謝したい。

コメント

MTGAnglerfish.アンコウ
2014年5月29日12:04

通りすがりですが…
サイドにアメジストの棘や抵抗の宝球をネザーその2としてあれば、話早いのですが…POXという関係上、自分を絞めることがあって難しいですよね…

B Lover
2014年5月29日12:09

>殻を着た萌豚. シェルダーさん

なるほど…。アメジストの棘は盲点でした。
そうですね、こちらも暗黒の儀式などを使うので、少々邪魔に感じる時もあるかもしれませんね。

ところで、お久しぶりです。
mixiで何回もデッキにアドバイスを頂きました。
僕のユーザー名は1shiroでした。
今は、携帯を変えてしまったのでmixiにアクセスすることができませんが…。

またお会いできるとは思ってなかったです(笑)

にゃあ
2014年6月1日9:01

コメント返信しました。

ネルザ
2014年6月6日15:34

リンク有り難うございます
デッドガイは今少しずつ直してる段階ですのでまとまり次第また上げます
ついでではありますが日記についてのコメントでも自分の首を締めないことを考えるとサイドからの蒸気の連鎖のみに対応される神聖の力戦でも良いかと思います
虚空の力戦の場合勝ち筋をヘルムと合わせることで増やせますがこちらもバウンスされる可能性はありますし相手の手札を潰しながら外科的摘出や根絶で始動パーツを弾く事が困難な感がありますので長期戦になった場合面倒な事があるかと思います
あとはレシピが解らないので詳しくは言えませんがローム併用型でしたら力戦で時間稼いでる間に女王の懇願でシルバーバレット用にzuranorbを取ってライフの総量を削りきられない域まで持って行くと良いかもしれません

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